裸足ランニング × 海の生き物の命につながるので、川のプラごみを拾っています

ようこそ。

昨日のグレタさんの国連でのスピーチの興奮冷めやらぬ中、

「必読」の一言。今日見る他のどの情報より、今の世界の中で大切ではないかと思う。これを、16歳のグレタさんが、国連のサミットの中で、世界中に聴かれることを前提に、自分のすべてで語る、勇気と覚悟。語るために膨大な情報を理解して…

石川 世太さんの投稿 2019年9月23日月曜日

日々続けている朝の裸足ランニングとプラスチックゴミ拾いを今日もやってきた。

これまで拾っている中では、目的意識がありながらも、やはりどこか、「どうしてこんなものを捨てておくんだろう」「どうしてここに置きっぱなしにするんだろう」と少し怒りや憤りもありながら拾っていた部分もあった。

グレタさんが昨年から1人で始めたところから、

世界で数百万人が気候変動への真剣な対策と転換を求める動きを起こしていることを受けて、

自分もその大きな流れの中にいるということであったり、

何かを既にやってしまった誰かをさばきたいだけではなく、

全員で「その向こう」に行きたいのだということを、彼女のスピーチから改めて受け取って、

自分のエネルギーがスッキリと「その向こうの世界」に照準を合わせ、

それ以外のことは本当に些細な事なんだというマインドセットに定まってきている。

そうなってみると、走りながらのゴミ拾いが一層楽しめることになったし、「全部が繋がっている感覚」(人もシステムも)を持ちながら拾えて、充実した時間になった。

また、拾いながらもこれからの活動のビジョンがどんどん湧いてくる感覚で、

例えばこうして走りながらプラスチックを拾っていることをもっと知ってもらったり、

走りながら挨拶をすることで繋がろうとしたり、

ゼッケンのようなものでメッセージを背中に乗せながら走るとか、

そしてそういった活動を続けた先にメディアからの取材を受け、その中でこんなことを話そうかな~

というところまで、走りながら思い浮かべてみたりした。

これは、知っている人は知っている(最近ぼくがよく話してる(笑))、

“予祝”というやつなのだが、

考えているだけでエネルギーが湧いてくるし、本当にそのことに向けた動きが自然と湧いてくる感覚。

前祝いの法則 | ひすいこたろう, 大嶋 啓介

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羽生結弦選手、長嶋茂雄監督、その他多くの英雄的活躍をした人がやっていること。

ふわっとした話だけでなく、情報理論、分析哲学、認知科学などの背景からも確かな感覚がある。

というので、自分もやってるし、仕事にも生かしているところ。

と、そんなことを思って走り終え、川沿いから階段を上ろうとしたところでスーツを着たおじさんに呼び止められて、「ゴミを拾っているところを写真に撮りたい」とのことで、「それは何に使うんですか?」と聞いてみると、近畿の鹿児島県人会の広報の方で、たまたま大阪からいらしていたとのこと。

県人会の新聞に載せたいのだということで、ゴミを拾っている姿や、私の写真を撮ってもらった。

なんで記事にしたいのか聞くと、「郷中教育だからだよ」。「どういうことですか?」と聴くと、「嘘をつくな」などある中、「社会に尽くす」といったエッセンスもあって、それと触れる部分があったからとのこと。

おお、そうなんだ。

ぼくを掲載するということなので、お返しにこちらでも掲載!(笑) 嬉しい出会い。

県人会のメディアがどれぐらいのものなのか分からないけれど、思っていたら記事を書いて貰える話がぽんとやってきて、早速驚いた。

身近でできることから変化を起こしていくことも大切だし、

力を持った人や組織に働きかけていくことも大切だし、

そしてこうして思い描くこともとても大切なんだと改めて思った朝だった。

というわけで、走ってる時に背中でメッセージを伝えられるようなゼッケンみたいなものを作りたいと思っているのですが、いいアイデアありませんか?

ちなみに、もちろんプラスチックを使っていないもので作れたらいいなぁ。

あと、ほぼ毎日甲突川沿いを30分ぐらい走って裸足で走りながら主にプラスチックを拾っています。

その背景には、たくさんのことを考えて、こうした取り組みをしていて、文脈もいっぱいありますので、もしメディアの方で、関心ありそうな方いたらご紹介ください。

取材もお待ちしています!

そんな私と仲間とで、気候変動あらため気候危機について伝え続ける活動もしていきます。

近いところでは明日9月26日にこちら。

温暖化と世界の動きについていろいろ話してみる会 – https://www.facebook.com/events/2495764433993733/

他にもたくさん。

12月に、私がこれまで関わって開催してきたオーガニック映画祭の、今年2回目をやるのですが、その中にもこの気候変動の文脈をしっかりと織り込んでいきたいと思っています。

映画と対話を通して、この気候危機という事柄をしっかり理解し、「では、私たちはどう生き、何をしていけばいいのか?」をみんなで探求する時間にしたいと思っています。

12月15日午後、かごしま環境未来館にて。

この気候危機の事柄は本当に総力戦、世界の総力戦だと思っているので、一緒に活動して、効果的なことができそうな方がいたらぜひ一緒にやりましょう。

ひとりひとりは、自分が望むほどの力を持っていないと感じていても、

それぞれの人が持っているリソースを繋ぎ合わせたら、望むより大きなインパクトを起こすほどの力を生み出すことができると思っています。

総力戦。

私の知識やリソースや力も、

あなたの持っている知識やリソースや力も、

地球のために一緒に使うことができると思っています。

また会いましょう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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