【満員御礼!】ABD × “NVCを知るならこの一冊!”「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」7月28日(日)10:00-17:30@鹿児島中央駅近く

ようこそ!

友人ふたりと企画のビジョンが盛り上がり、

「NVCをもっと知りたい、深めたい!」という方向けに、
“ABD:アクティブ・ブック・ダイアローグ®”という知恵ある手法を借りて、
「NVCってなんなのか?」「私の人生にどう役立てられるのか?」
に前進を起こす学びの場を開きます。

ABD:アクティブ・ブック・ダイアローグ®

“ABD:アクティブ・ブック・ダイアローグ®”は、

一冊の本を、複数人数(例えば10名)で、“部分ごとに分担して読む”。
読んだ部分をそれぞれの人が“自分なりに要約”したあと、
本の始まりを担当した人から順番に“みんなに共有する”。
そして、ここまでで感じたこと、自分なりの理解などを“語り合う”。

これを、みんなで集まった3時間ほどで全部やってしまう(つまり事前に読んでくることはない)ことで、

短時間で、
一人で読んだときよりも理解が深まり、
記憶の定着もより強い形で、
本を読むことができる、
しかも仲間までできちゃう!

という、“読書”に起きたイノベーション!なのです。

 
今回の企画は、その“ABD”で、

NVCの創始者・マーシャル・ローゼンバーグ博士が書き、
日本のNVC先駆者・安納献さんが監訳した、
日本におけるNVCの公式本ともいえる、

「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」(日本経済新聞出版社)

をみなさんで読み、

その上でNVCの実体験もしてさらに学びを深めよう!という欲張り企画です。


NVC:”非暴力”コミュニケーション

NVCについては、NVC Japanのサイト掲載内容を引用させてもらいますね。

NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされることを目指して話し合いを続けていくという、共感を持って臨むコミュニケーションの方法です。

カール・ロジャ-ス博士の弟子のマーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系付けられました。

頭(思考)で判断・批判・分析・取引などするかわりに、自分自身と相手の心(ハート)の声に耳を傾けて、今の感情(Feeling)・ニーズ(Needs)を明確にしていくことで、お互いの誤解や偏見からではなく、心からつながりながら共感を伴ってコミュニケーションをすることを主眼にします。

NVC Japan WEBサイトより

人間性の本質を扱う学びと実践の体系であるため、組織開発/ティール組織/対話/ファシリテーション/対立解消/紛争解決/アンガーマネジメントなど、非常に広範囲に渡る分野に貢献するものだと思っています。
 

共に学ぶ時間をリードする人たち

ABDパートを進行してくれるのは、
東京でABDを多数開催、NVC本のABDも開催し、自身もNVCの実践者である、
半田志野さん。

「肩書は?」と聴くと、
「職業:半田志野!」
と答える、パンクでハートフルなお姉ちゃん! みたいな感じの志野さん。ABD経験豊富で、「ABD協会認定ファシリテーター」でもあります。
大船に乗ったつもりでABDを体験させてもらいましょう。


半田志野さん Shino Handa
神奈川県逗子市在住

長年、NPOのバックサポート部門の実務やマネジメントに携わり、今はフリーランスで様々なNPOや社会起業家のメンターとして生業。 その傍ら、地球と私たちの未来を持続可能で幸せにするためにどうしたらいいか?を日々問いながら活動しています。
NVCは3年ほど前から学び始め、葛藤実践中。ABDは、最初に体験したときに目からうろこの感激を受け都内で、地方出張して企画しています。


 
ABDのあと、NVCパートの進行は私・石川世太が持たせていただきます。

(人の写真ばかりに一生懸命で、自分のいい写真は息子と写ってるのくらいしかない・・・)

私とNVCのことはたくさん言葉にしてきましたが、初めての方のために私とNVCの略歴。


2015年 夫婦でNVCを学び始める
2016年 NVC海外トレーナーの招聘、日本の活動家がNVCを学ぶ1週間のリトリートのコーディネート
2017年 米・カリフォルニアのNVC Leadership Program(年間プログラム、1週間の合宿3回)への参加、日本で開催された9泊10日のIIT には家族・母と共に参加
2017−2018年 企業の組織開発でNVCを組み入れた年間プログラムを仲間と運用


NVCに関して言葉にした記事はこちらから一覧できます。

直近ではNVCをあり方から深く学び、生き方として実践していくことを後押しする、NVC “Being” Program(7月開催、募集中!)のアシスタントとWEB制作。

また、5月には、NVCとインテグラル・エコロジー、つながりを取り戻すワークの3つの柱を置いた「地球の声を聴くワークショップ」のオーガナイズ(運営)・WEB制作も担わせてもらいました。

NVCは、
「地球規模の課題を抱える世界の中で私はどう生きるのか?」という
超リアルな世界観を持ち、自身の人生の目的や使命とともにあるとき、よりその真価を発揮すると感じています。

参加をお誘いしたい方々(対象)

「本一冊をみんなで全部読む!」というワークショップなので、
「NVCを全然知らないけど知りたい!」という方も、ご参加大歓迎です!

また、
「NVCを知るようになって数年経ち、ある程度わかっている感じがする」という方も、
あらためてその全体観の解像度を高くしたり、

「!
 あれはこういうことだったのね・・・!」

という発見がいくらでも・いつまでもあるのがNVCであり、ひとの内面であり、生命というものの本質だと思うので、ぜひ参加してもらいたいです。

NVCの知識、実践度、持っている期待度、などが多様な方々が集まると、最も学びの質が高くなると思います。
ぜひ。


ひとつだけ、参加に際して大事なことは、
「一人ひとりが本の一部を読み、それを要約してみんなに伝える」という仕組みなので、特にABDパートに関しては、まっすぐに参加していただくことが必要です。

せっかく集まってくださるみなさんの学びの質が高いものであってほしい。
そうして一人ひとりが収穫したものが、そのまわりの方々、その先の方々へと、世界を前進させるインパクトを届けていく。
そんな願いとビジョンを持っているので、その点、どうかお願いします。
 


あ、ちなみに!
本を読む早さや、要約がうまいかどうかは、どうぞどうぞお気になさらぬように!


まず、あなたが数十年生きてきた中で、
あなたにしかない豊かな“感覚体系”が、あなたの内側にはあります。

“感覚体系”というのは、
なにかを見たり聴いたりしたときに、なにかを感じる仕組みのことだと思ってください。

この本があなたの感覚体系に響き、そしてあなたから出てくるものは、
全く、そこにしかないものです。

あなたが参加しないで読んだときには、それは出てきようがありません。

要約であっても、どこを切り取り、どう集約した言葉にするかには、それが現れます。
それくらい、あなたが参加してくださることは尊いです。
 

ですから、本を読む早さ、要約がうまい(とご自身が思っている)かどうかで、
ここにやってくるかどうかへの遠慮を持たないでほしいと思っています。

もし、当日に「やっぱりむずかしいっ!」となったときには・・・
私たちが読んで学んでいるのは“NVC”。それは、共感のチャンスです。
 
 
どうぞ、響くものがあったら、まっすぐに来てください。
 

ABDで”本の全体”から学ぶことの良さ

「本の全体から学ぶことの良さ」を表現してみます。
ちょっと抽象的な表現になっているので、心して読んでくださいね。


「NVC」という概念を、とある惑星全体が表していたとします。

それはどんな形?

どんな色?

どんな模様?

あたたかいところ と つめたいところがあるだろうか?

手触りはどんなだろう?

親しみを感じるところ、ちょっとおっかなびっくり覗くようなところがある?


知り、学ぶ、というのは、そんな風に、惑星のことを知っていくプロセスに近いように思います。


惑星の一部を見聞きして、
「この惑星はこういうものらしい」と思うのは、
その惑星全体のことを十分に知っている状態とは、また異なります。


NVCでいうと、今回扱う書籍は「NVCがどういうものか」を知るには必要十分な一冊。

つまり、“NVCという惑星”の“模型”のようなもの。

実際の惑星は、
もっと違う大きさをしていたり、
動いていたり、
常に変化していたりするんだけど、

まず知るために、模型をじっくりと見て触って、
「こういうものだ」という感覚を得ようとするのが、今回の試みです。


「地球」を想像しようとしたとき、
私たちの頭の中に「地球」のイメージが湧くのは、
地球儀を見たり触ったりしたことや、地球の映像を何度も見ているからです。

だから、
この本を読んで、要約してみて、他の人の要約も聴いて、
「こういうものみたいだよね」と語り合ってみることで、
私たちの頭の中に「NVC」というイメージが確かに浮かぶようにしよう、
というのが、今回の試みです。
 

その上でNVCを体感的に学ぶ”星座づくり”の時間

そこまでが「ABD」という知恵を使わせてもらってやりたいこと。

そこから先は、NVCのワークも共にすることで、さらにもう一歩深めていこうと思っています。


ABDの時間で自分の中に保持するようになったNVCのイメージがある上で、

「あ、今私達に起きているのは、あの部分で語られていたことだ。あの部分がもたらしている感覚だ」という、頭の中での直感的なつながりをさらにつくっていこうと思います。

いわば、NVCを切り口に、自分自身や、他者との関係性における「脳の神経の星座(コンステレーション)」をつくろうとする試みです。

星は、いくつあっても、「たくさんの星」でしかないけれど、
そこに星間のつながりを見ることで星座が見え、
その全体の意味をつかむことができます。

NVCというものと、
それを切り口にした自分自身や他者との関係性の、
より深い理解が内側で生まれる時間にしたいと思います。
 

【開催概要】 

●日時:2019年7月28日(日)10:00-17:30(開場9:40)
(夜は、東京から来てくれている志野さんを鹿児島のおいしいごはんでもてなす打ち上げかつ懇親会をしたいと思います。ご参加大歓迎!ですので、また日が近づいたら参加の意向を伺わせてください)

●時間の使い方の予定:
10:00-13:00 ABDパート
お昼休憩(長め)
14:30-17:30 NVCパート(前半の場の起き方で、フィットするワークをやるつもりです!)

※その場で起きていることを大切に運営したいと思います。時間が前後する可能性を含むことをご了承ください。もちろん、必要がある場合にはいつでも会場を出られて構いません。
※基本的に全部の時間に参加していただきたいと思いますが、時間に関するご相談がある場合には遠慮なくお伝えください。

●場所:セミシェアハウス「あっと。」 
(詳細はお申込みいただいた方にご連絡します)

●定員:15名ほど:定員となりました!大大大感謝!

●学びの参加費: ”スライディング・スケール”
5,000 〜 15,000 円


”スライディング・スケール”は、参加する方がご自身で参加費を決めていただく、お金にまつわる合意形成を双方で行う方法です。

決まった金額として”ふつうに”設定していないのは、
お金の価値は人それぞれに相対的に異なる」こと、
そして
この機会がどれくらい必要だったかも、それぞれの方が人生のどんなところにいるかで異なってくる」ことを
含みたい願いがあるためです。
そして、願わくば、「経済的な理由で参加したい想いが叶えられない」ことを、できるだけ避けたいと思っています。

同時に、私たちがこれまで学び、探求し、研鑽してきた、膨大な時間と心の動きとエネルギーと投資が、その価値を十分に受け取られ報われることも、同じくらい大切にできたらと思っているためです。

今回の呼びかけに共鳴してくれた人には、経済状況によらず、この場を分かち合いたい

私たちの持続可能性のためにはある程度のお金は必要だ

そんな想いから、この機会を分かち合う全員のニーズをできるだけ満たすような、お金の循環の仕方を模索するため、スライディング・スケールでの開催にしたいと思っています。


  
●主催・呼びかけ:
半田 志野 Shino Handa(職業:半田志野! ABD協会認定ファシリテーター)
白澤 珠理 Shuri Shirasawa(ソーシャルワーカー)
石川 世太 Seita Ishikawa(ひとつまみの希望 主宰 NVC歴3年半、ファシリテーター歴15年)
 

●キャンセル料について :
・7月20日以降のキャンセルは、キャンセル料を申し受けます。ご了承ください。
(7月20日以降=50%の2500円、講座当日=100%の5000円を申し受けます)

 

お申し込みフォーム

お申し込みの方は、下記フォームにご記入ください。
お問い合わせはこちらから。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


*少し詳しい自己紹介はこちらから。

*これまでに書いた記事の一覧はこちらから。

*妻・Sakikoの記事一覧はこちらからどうぞ!