鹿児島は快晴でしたね!気持ちよかった。
作業7日目となる今日も、心強い仲間たちが集まって、1日集中して取り組みました。
今日は主に、
仕上げを“珪藻土の塗り壁”にする下地作りや、
古民家あるあるで“脱衣所がない!”間取りを変えるための下地作りでした。

11月に着手した1日目・2日目の解体作業は変化率が大きくて「わーーー!!!」という感じでガンガン進んでいきましたが、
下地作りや建具(たてぐ)作りなど、元々の古民家の構造も生かしながら作っていく細々した行程(これがまた超特殊技能。棟梁の素晴さんが本当にすごい)も含むため、変化率は小さく見えるけれど、着実に進んでいることが本当に嬉しい1日でした。
チームのみなさんのお力あってこそ。本当に本当に感謝。



僕自身はミリ単位の作業をやる技術はないので…
残っている解体作業やホコリにまみれる作業などに率先して飛び込みます!
(本当にそれくらいしか効果的に自分が役に立てることがなく、それでももっと早くできる人はいるのだけど、我が家の改修をこの手に感じたい!)

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作業の合間で、小浜(おばま)地域のおじいちゃん・おばあちゃんが声をかけてくれて、「3月には引越してきます」と話すと、子供のいる家族がやってくることにとても喜んでくれて、中には手を合わせて「ありがたい…」と言ってくださるおじいちゃんも。
一度車で通りすがり、自宅に帰られてからわざわざ戻ってきてくださって、「うちの庭で採れたバナナがあるから食べなさい」と渡してくださる方もいて。
「バナナの苗もあるから、育てたかったらあげるよ!」とも言ってくださる。
実のなる木がいくつもある庭にしたいので、是非いただいて育てます!
こうして歓迎していただけること、とてもとてもありがたいです。
ここも、やっぱり子供の数は多くはないんだけど、子供たちは何人かで連れだって歩いていることが多くて、何だか子供達がたくさんいるような印象がある小浜。
それは、子供達がいつも大きな声で挨拶をしてくれて、彼らの存在感を大きく感じているからだと思います。

「相手が挨拶を返してくれるかなぁ」という不安を微塵も感じさせない、まっすぐな「こんにちは!」を届けてくれる子供達。
まだ住んではいないけど、「こんにちは!」と「おかえり。」という言葉をかけたくなります。
息子と共に、この地域の器に受け入れてもらえること、本当にありがたいなぁと思うし、僕たちもこの器を支えたいと思います。
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作業をする日はいつも晴天に恵まれていて、夕方作業を終える頃には、夕方の美しい空に思わず見とれてしまいます。

住んでから本当に楽しみなのは、日々一生懸命過ごす中、朝や夕方に美しい空の移り変わりを目にすること。
日々地球の美しさを感じて、大事にしたいことに立ち返って取り組んでいきたい。

つながる皆様にも、ふとした時に立ち寄っていただき、大切にしたいことに立ち返る時間と空間を共にできればと思います。
どうぞどうぞ、お楽しみに!
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1月10日・11日も、終日作業をしている予定です。
その時々で作業内容は変わりますが、
大工作業やDIY作業に強い方には、ある箇所をまるごとお願いすることもあると思いますし、
慣れていない方には、こまごま・コツコツとした、でもなんだか楽しい作業をお願いすることが多いかなと思います。
よければお越しください!(毎回直前のお知らせですみません…)
参加したい!というありがたい方は、「お問い合わせ」から時間帯を添えてお知らせください。
動きやすく汚れても大丈夫な服装と、サンダルなどではない、足全体を覆っていて、底が薄すぎない靴をおすすめします。
お昼をまたいで参加いただける場合は、お昼ごはんの持参をお願いします。
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そしてそして、来週末1月18日19日(土日)は、「珪藻土の壁塗りワークショップ!」を開こうと思っています。
どちらかの日程だけの参加でももちろん大丈夫です。
仕上がりのクオリティは、星の家の完成クオリティにもなるので、それなりに綺麗にはしたいですが…!きっとやり方を覚えればみんな出来るはず!だと思います!(というかぼくら自身もどうだろうか…一緒にがんばりましょう!)
小さいお子さんが塗るのはさすがに難しいですが、
いつも作業の時は息子と妻は、お昼やおやつの準備をしてくれたりしながら、海で遊んだり、散歩したりと楽しく過ごしているので、お子さんの状態にもよりますが、そうやって一緒に過ごすこともできるかなと思っています。
(ちゃんとした託児として準備できるわけではないので、その旨ご了承ください!)
人数があまりに多いと難しくなるかなと思います、お子さんもご一緒の場合は、参加をお伝えいただく際に年齢と人数をお知らせください。
壁塗りワークショップに参加されたい場合は、「お問い合わせ」から日程と時間帯、複数であれば人数をお知らせください。
いらっしゃれる方は是非!
壁が塗れてきたら、かなり進んできた実感を得られるんだろうなぁと楽しみです!!!
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引き続き、古民家改修でほこりにまみれながら、まみれたまんまで頭も動かして、僕達の軌跡を記録・発信したり、
この試みを、関心を持ってくださる方々と共に作っていくために、できる限りの働きかけをしていきます。
その先に、特にご一緒できた方々とは、星の家という空間を共にし、つながり、人生の大切な目的に立ち返ったり、共に学んだりといった、
“一つの豊かなコミュニティ”、“つながりのセーフティネット”の恩恵を共有できる、
ゆるかったり、濃かったりする仲間になれたらと胸をときめかせております。
ウェルカム!
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星の家 https://hoshi.house
– 石川家の“小浜・古民家再生” と “みんなの学び舎” 海の学校 クラウドファンド☆プロジェクト! –
この記事を書いた人

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システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)
東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。
*少し詳しい自己紹介はこちらから。
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