母の“星の家”お手伝い滞在からの気づき・“自分の中の大切な部分” / 深い集中を得るのに、物理的にも意識の中でもひとりの空間があるのがやっぱり大切。両方大事。

【母の“星の家”お手伝い滞在からの気づき・“自分の中の大切な部分” / 深い集中を得るのに、物理的にも意識の中でもひとりの空間があるのがやっぱり大切。両方大事。】

ここ数日、母が星の家のサポートも含めて滞在してくれていて、それはそれで本当に豊かな時間なんだけれど、自分の創作と探求に入ろうとするのが難しい感覚がありました。

やっぱり母は大切な存在で、一緒にいると「今満たされているかなぁ」とか、ケアの意図が自分の中で起こり始めるのを感じます。

自分の中にそれがあるということは、自分のうちの大切にしたい部分だなぁと思うとともに、

自分のやりたいこと、
仕事として成り立たせたいこと、
誰かの役に立ちたいこと、
世界に貢献したいことに

本気で向かおうとした時には、
そこに没入できる環境を作ることも、そちらもまた、ものすごく大切なことです。

どちらかを100%取ろうとするのではなくて、
どちらも大切だと心から実感して両方を統合して自分の中に持ち、
取り組み続けられる器でありたいと思います。

そんなわけで、今回も3泊4日の滞在、その間ずっとはると一緒に過ごしてくれて本当にありがとう。
100人カイギでのプレゼンも会場で見てもらえて、思い起こしてみるとなんともあたたかい気持ち。

星の家にももう2回目のお手伝い滞在で、壁も一緒に塗れて、
母とも一緒に作っている家なんだと感じられるのは、
大きなギフトだなぁと思います。

自分の大切な仲間たち、お世話になっている方々の繋がりの中に母が存在しているというのも、なんともなんとも豊かな体験です。
母にも、繋がる皆様にも、大きな大きな感謝があります。
皆様、本当にありがとうございます。

母が東京に戻るバスに乗り込み、
さて、目の前のこと大切にしたいことに取り組もうと前に向かう頭がありながら、
やっぱり胸や体としてはどこか寂しさがあって、

この体のエネルギーのまま作業に入るのは全体性を伴えなくて、創造性やパフォーマンスが下がりそうだなぁと思い、
自分の中の柔らかい部分、体が伝えてくれているメッセージに応えるためにも、このことをちゃんと扱いたくて、
そういった時、僕の場合は言葉にすることが自分との対話になるので、こうして書いてみています。

ギアを一気に切り替えて、
自分の中に本当はあるなぁ、というものを置き去りにして向かうのではなくて、
短い時間ででもぎゅっと、自分の中のことを扱って自分の身の中に統合することで、
また、全体性を持って自分の創作と探求に向かっていく。

自分の身の中にある感覚や大切にしたいことと、こうして繋がっていくと体があったかくなってきてどっしりと落ち着き、
次のことに、高い集中を持って向かう感覚が澄んできます。

自分が大切にしたいこと、世界に起こしたいことを思うと、
やりたいことや突き詰めたいことは山ほどあって、時間はいくらあっても足りない。

そういうわけで、中長期の目線を持ち、何を大切にしたいかをしっかり持って、目の前のことに向かいます。

おー!!!

ちなみに自分の場合、こういう時に言葉を紡ぐのはスマホの“音声入力”を通してなので、ひとりでスマホに向かって話している訳ですが(笑)、
文字で書くよりも、実際に声で音として出すのは臨場感がより高い気がしていて、
それをスマホが受け止めて文字にしてくれることで、なんだか“誰かが聞いてくれているような感じ”を持てて、ひとりで言葉を紡いでいくのになかなかいい環境だと思っています。

こうしてすぐに発信にも繋げられて、
それが誰かのエンパワーになるかもしれないし、
1年後の自分が振り返って見た時にエンパワーされることもあると思って、気に入っています。

音声入力について書いてみた記事はこちら〜よかったら。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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