愛する者を亡くした悲しみを、感じ切ろうとすること。

4日前の早朝、我が家の猫・はなが亡くなりました。

自分や家族の中の大きな悲しみを、
湧き上がってくるものはすべて感じようと、
多くの予定を変更していただきました。

感じるスペースをとることができ、
ぼくにとって、家族にとって、本当に大切な数日間です。

調整にご協力くださったみなさま、
あらためて、本当にありがとうございました。

悲しむこと、嘆くこと、涙を流すこと、
社会の中では「早く終えて前に進んだほうがいい」という感じが強いかもしれません。
どうかな。

「共感でつながるコミュニケーション・NVC」を学び実践する中、
自分の身体でリアルに感じることから、
悲しみがあるなら、それを感じて感じ切ることが本当に大切だと、
まさに今体験しています。

感じないようにして「前を向こう」とするのでなく、
感じきった先に、自然と動き出す先がある。

そんなことを感じています。

つらつらと、今の感覚をラジオに残しました。
しめっぽいのはいやだな、とか、自分の大切なひととのことを思い出しそうで避けたい、という方はどうぞ聴かないでくださいね😌


愛する者を亡くした悲しみを、感じ切ろうとすること。
https://stand.fm/episodes/60b4129da9cdfb27d371fc67


写真は、在りし日のはな。
太陽にあたるのが好きだった。
最初から最後まで、たくさんのものをもらったよ。
一緒に生きてくれて、ありがとう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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