なぜNVCを学び、実践することを大切に思っているか(NVC “Being” Programに寄せて)

NVCを知らなくても、まったく、幸せに生きられると思います。
「人類全員がNVCを学ぶべきだ!」とも思いません。
 
地球も、生命も、人間社会も、多様性が大切です。
NVCを情熱を持って学び、人生を通して深めようとする人がいる一方で、
NVCに触れることなく、情熱を持って人生を彩り、進み続ける人もいると思います。
それでよくて。
 
 
それでも、私も妻も、NVCを学ぶ仲間たちも、
 
「自分がこれまで生きてきて味わった痛みをどう扱ったらいいのか。」
 
「最善を願って懸命に生きる中で、どうにも理解し合えない人とはどうしたらいいのか。」
 
「私が、本当に本当に大切にしたいことってなんなんだろう。」
 
もっと他にもある、“ひとの内側についてのこと”を扱うために、
NVCを学んで、良かったことがたくさんたくさんあります。
 
 
そうしたことをもっと探求したいんだ、という人にとって、
NVCは、すでにたくさんの人が探求の歩みを進める“轍”のようなものかなと思います。
だから、役に立てそうな方には、お誘いの声をかけたいのです。
 
 
 
そしてもう一つ、
地球規模で観測される「これまでどおりの世界を続けることの難しさ」がその確かさを増す中、
 
「これまでどおりでない社会の営み方」を模索することが必要となっています。
 
「社会の営み方」をつくっているのは、
私たちが当たり前だと思っていることや、
私たちが使っている言葉や言語体系。
 
 
地球環境というほど大きなものでなく、私たちの身近な社会の中でも、
「これまでどおり」から起こっている機能不全はたくさん感じられていると思います。
 
それを変えていくには、
 
「これまでどおり」と異なる文化や言語体系を、
自分自身や、自分の見ている世界の中に存在させ、
実践できる状態になっていることが必要だと思っています。
 
 
そのための方法の一つが、NVCだと思っているので、
 
一人ひとりが向き合う世界がより願ったものになっていくことに貢献するため、
 
そして世界自体を全員と分かち合っている自分のため、
お誘いの声をかけたいのです。
 
 
 
数えきれない流れの中、
そのチャンスを共に出来る方がもう少しいらっしゃるのではないかと思い、
引き続き私たちが思い描いていることと、それに伴うお誘いの声を、
届けていってみています。
 
 
(ほんとに貴重な機会だから超来てほしい!と思って、やれることやってみようと、「NVCと私」をいろんな角度から言葉にするチャンスにしています〜)
 
(写真は5月の地球の声を聴くワークショップ、息子と、娘のような子と、あまりに幸福な時間)
 
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NVC “Being” Program

– 自分・組織・世界が変容する“鍵”をもたらす7日間 –

“変化のために今をまるごと受け入れる”
あり方・器・リーダーシップ開発
 
<Trainers> ソーヤー海、安納献、鈴木重子、小笠原春野
<Assistants> 石川世太、畑中みどり、高橋雄也、江頭桜子、石川咲子
 
2019. 7/10-16
@女神山ライフセンター
(長野県)

NVC “Being” Program on Strikingly

NVC “Being” Program 自分・組織・世界が変容する”鍵”をもたらす7日間。”変化のために今をまるごと受け入れる” あり方・器・リーダーシップ開発。2019. 7/10-16@女神山ライフセンター(長野県)トレーナー:安納献、鈴木重子、小笠原春野、ソーヤー海 アシスタント:石川世太、江頭桜子、高橋雄也、畑中みどり、石川咲子

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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