完璧じゃない私たちが、他者と共に協力するということ(NVC “Being” Programに寄せて)

人と一緒に活動していると、いろんなことを思うけど、
 
それぞれの人のこれまでの数十年の人生があり、
この数ヶ月、数週間、1週間、昨日という流れの中での今で、
 
嬉しいことも辛いこともありながらの、たった今、
私とあなたが一緒にいて、
 
それが完璧に自分が理想だと思うような形で機能することなんて本当に稀有なことで、
そうでないことの方が多くて、
 
その中でどう理解し合って、響き合わせて、最大の可能性を生み出していくのか。
 
そういうことを私たちは日々やっているんだと思うし、
それこそが、私たちという命が生きているということなんだと思う。
 
 
そして、ごく自然なこととして、
 
その取り組み方には無数の選択肢があって、
 
それぞれの選択肢の中で、
自分や相手がどれくらい満たされるか、その協働の結果、どんなインパクトを生み出せるのかは、
 
また無数に異なる可能性を持っている。
 
できることならば、
自分も相手も出来るだけ満たされ、
生み出せるインパクトもできるだけ願う方向へ大きく響いていくものを生み出したい。
 
 
そうするための
 
方法や
コンセプトや
大切なことや
あり方は
 
いくつもあるけれど、
その中の一つとして私が生きてきて、
これからも大事なベースの一つとして持っていこうと思っているのがNVC。
 
それを、暮らしの時間も含めた学びとして、
頭・心・腹に響く学びができる機会として、
このプログラムを作っています。
http://nvc-being.strikingly.com/
 
現在、
参加予定の方15名、
トレーナー4名、
アシスタント5名、
子供たちが4名集う予定で、
 
(このため、妻の咲子は子供たちを含むためのメインアシスタントになり、講義中、子供たちと別の空間で共に過ごすリードをすることになった! 写真は、”子供を含むチーム”ミーティングから)
 
今から、この1週間で起こる日々の、
満たされることや、
びっくりすること、
どうしたらいいんだと悩むことなどを思い浮かべ、
学びのチャンスの多さにワクワクしています。
 
 
参加定員枠としてはまだ余裕があるので、
この試みの旅路にジョインされたい方、
是非ご一緒しましょう。
 
こうした機会を共にせずとも、
大事にしたいことが近く、
志していることが近い方々とは、
つながり、リソースを分かち合っていけたらと願いますが、
やはりこうした”集中的な時空間”を共にできた方々とは、
近く、近くなっていくと思います。
 
数えきれない流れの中、
そのチャンスを共に出来る方がもう少しいらっしゃるのではないかと思い、
引き続き私たちが思い描いていることと、それに伴うお誘いの声を、
届けていってみたいと思います。
 
———–
 
NVC “Being” Program

– 自分・組織・世界が変容する“鍵”をもたらす7日間 –

“変化のために今をまるごと受け入れる”
あり方・器・リーダーシップ開発
 
<Trainers> ソーヤー海、安納献、鈴木重子、小笠原春野
 
2019. 7/10-16
@女神山ライフセンター
(長野県)

NVC “Being” Program on Strikingly

NVC “Being” Program 自分・組織・世界が変容する”鍵”をもたらす7日間。”変化のために今をまるごと受け入れる” あり方・器・リーダーシップ開発。2019. 7/10-16@女神山ライフセンター(長野県)トレーナー:安納献、鈴木重子、小笠原春野、ソーヤー海 アシスタント:石川世太、江頭桜子、高橋雄也、畑中みどり、石川咲子

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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