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「“自分を満たす”ものはなんなのか」を知っていくには?(もらった質問への回答シェア)

ようこそ。

友人から

『「自分を満たす」ってどういうことだろう? 自分はどんなとき、満たされるのだろう?』を探求するのにいい方法ってあるかしら?

という質問をもらって、考えてみたことを、自分の記録のためと、誰かの役に立ったらと思って、こちらにも掲載。


連絡ありがとう。こうして相談してもらえていること、なんとも嬉しく思います。

質問してもらったこと自体、僕もずっと探求し続けていることだと思うし、生きている限り続けていくものだと思います。

方法も無数にあると思うし、その時の状況や、やってみたことによっても変わっていくものだろうなぁと思います。

その上で、ひとまず思い浮かんだことをいくつか書いてみようと思います。

メモする(思ったことを書きとめ、抽象化・転用も書く)

前に投稿した「メモの魔力」的なメモの取り方を続けていくことは、「自分が高い関心を持つことは何なのか」に気づきやすくなるし、

インスピレーションのままに書くことを通して、“自分が心惹かれる領域”が書かれることが多くなり、自分がやりたいことの解像度が上がることが期待できると思います。

やりたいことがわかってくることと同時に、

「自分が書いていること、話していることの量」は、
それを自分がどれだけ大事に思うか、
そのことが自分の人生の中でどれだけ存在感を持つか、
と影響し合っている

ため、
「やりたいことが分かるとともに、そのことを本当にやりたい気持ちが強まっていく」と思います。

そうして、そのことをより信じて選択し、行動し続けることに繋がると思います。

日記を書く(問いが重要)

もう一つも、メモ的な事柄なんだけれども、日記を書くこと。

僕が参考にさせてもらっている日記のフォーマットがあって、こちらです。

1日の振り返りで自分に問い続けている10の質問 | jMatsuzaki – https://jmatsuzaki.com/archives/20327

この中にあるような、

「今日1日の中で、自分の人生において最も重要だと思うことは何だろうか?」

をあげたり、

自分の強みを発揮できたことは何かとか、自分の調子が良くなるのはどんなことがきっかけか、逆に自分の調子が悪くなる事はどんな事がきっかけか、を言語化していくことによって、

自分が何を大事に思っているか、自分が何をやりたいと思っているのかを明確にするのに、役に立つと思います。

感情、ニーズ、身体の反応の認知を活かす

そして、やっぱり自己共感を試みることも役に立つかなと思います。

こうしてメモを書いたりしながら自分の内側をプロセスする時に、

どんなことに自分が快く感じたり、
どんなことには自分は固まってしまうのかという感覚を認知するために、

感情やニーズのリテラシーは役に立つし、その際には体の反応がとても役に立つ判断材料になります。

喜びがあること、ワクワクすることは体が軽かったり、胸が踊る感じがあったりすると思います。

気持ちが重たいこと、やりたくないなぁと思うことには、体が重たくなったり、疲れてくる感覚などがあると思います。

その感覚を、「感覚がある」と感じながら、言葉にもして書いて認知していくと、自分の体の感覚の認知の感度が上がるし、解像度も上がります。

そして、

どんな事柄については自分はとってもエネルギーが湧いて、

逆に、どんな事柄については自分のエネルギーが下がるのか、

についても感度高く、解像度高く感じられるようになるかなと思います。

そう感じられるようになって、「全部を綺麗に思惑通り進められる」ようになるわけではないと思いますが、それ自体が、“道”なのかなと思っています。

僕も、たくさん葛藤があり、もがきながら、
探求し、選択し、実践して、を繰り返している感じがするので。

ひとまず思い浮かんだことのシェアでした!役に立ったらぜひ教えて下さい。


それでは、また会いましょう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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