ブログの意味付けを新たにし、前進をあらためて言葉にする。いくぞ。

ようこそ。

自分のために、ブログの書き方をあらためて言葉にする。そして、4月からやっていくこと。

ブログの書き方についての本や記事を読むと、よく書かれているのが、「検索で上位に表示されるような書き方にすること」、そして「ブログに来訪してくれた人が情報をスムーズに受け取れる構造にすること」。
そうすることで、直帰率が下がり、評価が上がり、また検索でヒットするようになり・・・という、ビュー数が上がっていく好循環サイクルを前提とした話だった。

ビュー数を稼ぎ、それによる広告収入やアフィリエイト収入を意図するブログであれば、それが有効な手立てだと思う。
そして、ごく当たり前に、別の目的を持って文章を書き、発信しようとするならば、別の法則に沿ってブログを書く方が目的に適うことがあるはずだ。

ブログを、どんな意図を持ってやっているのか。それがまずは重要なこと。

私の場合は、このブログを通して、
まず、私が何を考えているかを私のために言語化し、整理し、紡ぎあげ、“織り物”のように形を成していくこと。

まずは自分のため、そして何年も先に息子がこれを見たときに、自分の父親が何を考え生きていたのかが伝わるようにしたいという意図がある。

その次に、私に直接つながってくれている人たちに、
今私が感じていること、
考えていること、
構想していること、
この先に見ていること、
共にやりたいと思っていることを
知ってもらえる場所として機能させたいという意図がある。

これらの意図を持ち、言葉を紡ぎ続ける中で、私自身の人生が進み、
その前進と共に編み上げられ、織り上げられていく局面が続き、また続いて、立体的で奥行きのある、現実や未来が現れてくる。

そのための基軸としてのブログなんだ、と、そんな風に思って書いている自分にとっては、「検索の上位に出てくるにはどうしたらいいか」というTipsは、私がやりたいことの焦点をずらしてしまう要素になり得る。

もちろん、私にとっても、たくさんの人に見てもらえることや、そうしてご縁のつながりが広がる可能性を得られることは大きい。
だから、学ぶべきは学び、活用していこうと思う。
同時に、そこばかりに意図を合わせてしまうと、「元々やりたかったのとは違うなにか」をやることになると感じている。

現実世界の中では、
自分が考えていること、扱っている言葉、見ている世界観を、
自分中心でなく、相手との間に通わせられるものに“適合”させていく必要を強く感じることがある。

それを感じながら、そうしなかったことで、
失ったこと、痛みを感じたこと、傷ついたこと、傷つけてしまったこと、道を分かつこと・・・たくさんあって。

だからこそ、その適合の大切さは分かっている。
それが大変さであり、苦しさであり、ストレスであり、毎日を過ごすエネルギーの多くを使う部分でもある。

そこにエネルギーを注ぐからこそ、人と一緒に活動ができ、自分が思い描いている、自分の身に余るような構想が、初めて現実のものになっていくと思い知っている。
だからそれは、自分の現実の日々では本当に重要なことだと思っている。

同時に、そればかりでは、「自分が自分であり続ける」ということを難しくする作用もあると感じている。

自分とつながってくれる人たちとの間で通わせられる言葉に適合する中で、本来自分が扱いたかった言葉や世界の見方が、本当はどれであったか分からなくなってしまうことがある。

だから、自分で在るところに戻り続け、また言葉にし続け、描き続け、紡ぎ続けるための場所として、このブログという場所があるんだ。

そんなことを思っている私だから、このブログの形になっていて、
それ以上でもそれ以下でもなく、
びたっと、私だからこのブログになっているんだ。

その確信のもとで、“今”の私にとっての確信のもとで、
毎日のひらめきや、着想や、インスピレーションや、アイデアや、構想を書き綴っていく場所として、ここを使っている。

それをあらためて私自身にも確信させて、
この場所で、命を息づかせていこうと思う。

1月からブログを始めて3ヶ月が経ち、自分の人生がずいぶんと前に進む、この2019年1月から3月だったと振り返ります。

これまでの人生の中で関わってくれた一人一人に、本当に言い尽くせない想いを抱きながら、その質感をぐぐっと一つの言葉に込めるならば、それはやはり、感謝です。

ハイタッチするように、あるいは深く頭を下げるように、あるいは遠くから、あるいは抱擁をするように、感謝を届けたい。本当にありがとう。

4月から、踏み出すのに勇気がいるような、思わず逃げたくなるような、パニックになってしまうような、助けを求めたくなるような局面に足を踏み出し続ける、挑戦と創造の日々にしたいと思っています。

明らかに自分ひとりでは全くできない事柄。
私につながるどの方からも力を借りたいぐらいのことに取り組んでいきます。

どこまで行っても未熟が過ぎる自分ではあると思うけど、今この場所で、このつながりの中で、自分だからできることに、
果敢に、時に無謀にも飛び込んでいきたいと思っています。

心が動いたとき、目に余ったとき、気になったとき、チャンスだと思ったとき、どうか声をかけて、何かを共にしてもらえたら嬉しいです。

短期的に見たら、私が言葉にすること、選択して行動することは、間違って見えることもたくさんあると思います。
そんな時は、ぜひそのことを伝えてほしい。

同時に、方法が何かにそぐわないことはあるかもしれないけれど、この、何かを「前に進めたい!」というほとばしるような情熱のエネルギーにおいては、私は間違いや正しいといったことはなく、ただただ尊いものだと感じています。それは私だけではなく、どの人の中にも存在し、ほとばしり得るものだと思っているから。

だから、どうか、短期的な相違よりも、「このエネルギーを長期的に世界のためにどう活かせるか」という風に、私を見てもらえたら嬉しいです。

私はこれからもたくさん間違えると思うけれど、もう、動かないのは、自分を十分に生きないのは、
もうしたくない。

こうした想いや、私の人生への見方や意味付けを根底に持ちながら、4月からまた新しく、生きたいと思う。

4月からやっていきたいと思っていること

NVCや社会変革の文脈で

  • 夫婦での、NVCを核とした学びの機会、トレーニングの機会、リトリートの開催、社会変革の取り組み
  • 5月「地球の声を聴くワークショップ@イラムカラプテ(長野県)」オーガナイザーhttp://listening-to-gaia.strikingly.com/
  • 7月10〜16日「非暴力コミュニケーションリトリート@女神山ライフセンター(長野県)」アシスタント
  • 11月〜12月「Social Justice リトリート」サポート?

オーガニック、有機農業の文脈で

  • より広い意味での“オーガニック”の文脈を、つながる方々と紡いでいく「カゴシマ・オーガニック」(始動中!)

ファシリテーターの文脈で

  • 会議ファシリテーターや、全力で前を向きたいチームのためのチームビルディング
  • 個人の資質を圧倒的に高めた上での、全力で前を向き進むチームづくり

個人のサポートプログラム

  • 資質を圧倒的に高めながら、やりたいこと、なりたいものへ向かう支え(コーチングのような支援)
  • もともと備え持っている力やエネルギーを最大限開放していくための個人セッション
  • (内面を扱う各種メソッド、言語化と思考力のトレーニング、言語化とビジョン明確化のためのブログ運用・・・)

聴き手、書き手としての文脈で

  • 共感的に聴く中で人生を語ってもらい、それを言葉として記録する「人生紡ぎ」(父と進行中、サービスとしてもやらせていただきたい、貴重な営みだと思っています)
  • NVC、ファシリテーションをベースに培った言語体系によるライティング

これまでのたくさんの尊い学びの蓄積から、それなりにできることがあるとは思いながら、「お金にしていく」「仕事にしていく」ことについてまだ十分に学べていない我が家です。
機会をくださる方、アドバイスをいただける方、今、とても必要としています。

また会いましょう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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