12年目の“オーガニック映画祭” 当日に起こしたいと描いていること

いよいよ明日です!
昨年の3日連続から1日の開催になりましたが、明日はとても充実した1日になりそうだなと思っています。「縮充」。

その上で、明日の機会が、映画祭というイベントが成功に終わるというだけでなく、来た人達にとって「本当に発見がたくさんあり、繋がりが生まれ、これからの日々に変化が起こる可能性がより大きくなる」ことも起こしていきたいと思っています。
今回のイベントでやろうと思っている、ベースの部分は見えてきたので、それ以上のことを起こすための企みを色々と考えています。

それ以上のこと、というのは、
・来てくれた人たちと私たちとの繋がりの強さ
・来てくれた人達同士が繋がること
・それぞれが持っている情報が知り合われ、そしてこれからも活用できるように残ること
をイメージしています。

今年のオーガニック映画祭の始まりの時、僕が資料にしてみた話の中で、

「オーガニックフェスタ」は、オーガニックに関心のない人も含めた広い範囲の人に、オーガニックとの接点を生み出していく大きなイベント。

そして、「オーガニック映画祭」は、元々オーガニックに関心のある人達が多く集まるイベントで、その人達の間に繋がりを作り、彼らを通して、広くオーガニックの情報や意識が広まっていくこと。
としていました。

まさに、そこを作るための取り組みとして、
・感想を知り合う時間
・オーガニックな情報が手元に残るための簡単な冊子
・そしてカフェでのゲリラ的なお話の展開
を考えています。


▼感想を知り合う時間
映画を見終わって、短く感想を知り合う時間を作りたいと話していました。
実際のやり方としては、映画が終わったら僕が会場で挨拶をし、日常の中で触れる機会の少ない映画の中で扱われていることが、日常により活きていく助けになると思い、
今感じていることを話すことや、他の人が同じものを観てどう感じたのかを聞くことをおすすめして、話し合う時間の導入をしていきます。

▼オーガニックな情報が手元に残るための簡単な冊子

シニアの方も多く、ホームページの情報などに触れる機会が少ない方も多そうだし、日常に帰ってから選択が実際に変わるといったことを助けるために、関連情報を大まかに、ある程度の冊子にしたものを作って配ろうと思っています。

▼カフェでのゲリラ的なお話の展開
普段だったら急には話せないような、「オーガニックにまつわる話」を、“映画やオーガニック映画祭という背景と文脈”を活用して、展開していける場所として活用したいと思っています。

特に開始時間もなく、イベント的な開催ではないですが、ゲリラ的に話しかけたりして展開しようと思います。

こちらが持っている情報をお伝えしたり、
来ているみなさんが感じたことや持っている情報を聞いたりして、
それをカフェの机や壁に模造紙を設置して、そこにどんどん書いていったり、

そこにある情報自体をウェブにも掲載していって、今回来れなかった人達も後から見れるようにする、そういった、かなり活発な“対話と創造の場”にしたいと目論んでいます。


映画を観て、オーガニック映画祭という場を体験して、
そして“その後、どんなことが起きるか”が大事だと思っているので、
“開催が何事もなく無事に終わる”は大前提として、それ以上のことを狙って、明日1日、一生懸命動いてみたいと思っています!

今年のテーマはこれ。ここに向かって。

それから、12月と2月の映画祭について。
12月は、日程と会場を、「12月15日(日)午後にかごしま環境未来館にて開催」とだけ決めています。

12月の企画については、今の実行委員会のみなさんのうち関われる方々と、新たなメンバーと一緒に、9月の映画祭とはまた違ったやり方・あり方で、開催していきたいと思っています。
来年も、9月の秋開催はこれまでの流れを大切にして、同様の開催形態(ガーデンズシネマで開催!)として、他の季節はまた違った形態で開催していく構想を練っています。より若い層をめがけた企画にしていきたい。
構想段階から企画にしっかり関わりたい、という方はお声がけください!

今夜は前日入りで準備して、明日は1日イベント運営!楽しみです!
ぜひお越しくださいー!

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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