冬の土用に、お酒は酌み交わしながら、自分の養生も大切にするためのガイドライン。

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ようこそ。

養生と陰陽五行の超尊敬している先生・大成功 晃太郎さん(苗字と名前です)の冬の土用についてのお話の中で、「夏の消化能力を100としたら、今は3くらい」という衝撃的な言葉が。

ちょっと消化しづらいものを食べだけですぐに消化能力をオーバーしてしまう。夜に焼き肉を食べたら、翌日の夜になってもまだその焼き肉を消化しているくらい、消化能力が下がっているらしい。

そして「ビールなんか本当に飲んじゃいけない」とのこと・・・冬自体、冷えた陰性のものを飲まないほうがよくて、今はなおさらだそう。ビール大好きな私ですが、本当にこの冬は控えました。そしてこの冬の土用ではさらに気をつけています。

・・・それでも、新年会や、飲み会の機会は訪れることがあります。

そんなとき、「乾杯はビール」という、長年の習慣をそのままにしようとすると、ビールが美味しいものだから、ついつい2杯目もビール・・・という落とし穴にはまってしまい、酔いが深まり、翌日にも響き、長期的な養生としても良くない行動をしがちな私。

というわけで、自分のためのメモと、飲み会の場で瞬時の判断を迫られるときに「これが普通かも?」という社会的な判断や「これ飲んじゃおっかな!」という衝動と渡り合うために、簡単なガイドラインを作りました!

その場で判断するのでなく、先に考えておき、自分が後でとる行動の元となる情報を作っておくために。


飲み会に臨む方向性:お酒も酌み交わしながら、近い距離で話したい。

お酒の飲み方:乾杯から焼酎お湯割。陽性の飲み物だし、温度もあたたかい。ガブガブ飲めないから、飲み過ぎ防止にも役立つ。濃さを調節できるのも大きい。そしてお湯があるから、お酒はもういいやというときは白湯を飲める。そしてお湯割りを作り合うという助け合いのコミュニケーションも生まれる!素晴らしい!(鹿児島の文化です)

※ちょっと意外そうな顔をされるけど、飲まない、という時とは違う反応。自分としても、お酒が入った、気が大きくなってオープンになって思いきれる効果も活かしながら話すことができる。

料理の選び方:消化に良いもの。揚げ物、お肉は避けて、量も少なめにするように。テーブルにたくさん並んでも、積極的にどんどん食べない選択はできるわけだから、食べすぎない選択をする。話している中で、内容が退屈になってきた局面ではつい食べて飲んでしまうが、そこで気づいて一口でも減らすことで消化への負担が減るということを認識する。

二次会:とっても魅惑的だけど、22時に寝ることの優先順位を自分の中で高くしておく。そして、一次会でビールを控えた分、ここで飲みたくなる誘惑が新たに現れる!(以前やってしまった!)ので、心を強く持つ。明日のこと、長期的な自分の健やかさとそこからのパフォーマンスを考えよう。

話が深まっていくときに:深い話ができたときには、いくらでも時間がほしくなる。今しかない!というときには話し続ける価値を大きく感じるが、それが日常になると本当に自分の養生ができなくなるため、自分の睡眠時間や体の状態のトレンドを感じておく。


本当はもっとカバーしたい情報があるけど、自分が飲み会に行くということで言えば、まずはこんなことを押さえたいなと。

飲み会の最初に「ビール?」と言われたら、つい「ビールで!」と言ってしまう流れが人生の中で多いので・・・それとは異なる選択を自分の中に生むために、そのストーリーを自分の中に持っておくために、書いておきました。
(私としてはこういう発想はナラティブ・アプローチ的かなと思っています。)

ちなみにちょうど今夜は大切な仲間たちとの飲み会だったのですが、自分のガイドラインを大切に、最大限養生に配慮した飲み方・食べ方をできたかなと思います。
(おかげでこうしてブログを書く余裕まである!素晴らしい。)

もちろん、話せたことも充実していて。どんな飲み会にしたいかを描いて臨むことの大切さをとても感じた夜でした。
(ちなみに最近はこういうときに息子も連れて行っていて、場もあたたかくなるし、私も楽しいし、息子も楽しそうだし、社会勉強にもなっているかなと思うと、気に入っています。)

・・・もうすぐ春ですね!

こんなに春が待ち遠しいのは人生で初めて。こういう形で、季節を、自然を感じて生きるという選択肢もあるんだなぁと感じます。

また会いましょう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)


東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。


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