#エッセイ
#やっぱり目を閉じて打ってます
#最後に単語の修正を少し
猫を飼いたい気持ちは確かにある。
猫の姿、日々の過ごし方に感じる美しさ、触れたときのあたたかさ、自分の中に湧き起こるやさしさ、巡る愛のエネルギー。
日々にその体験があってほしいから。
猫を飼うとしたら、子猫の時期から飼うのが、お互いにとっていいと思う。
子猫を見つけようとするとき、湧き起こってくるのが、「あぁ、あの子とは違う」という感覚。
そのへんを歩いている猫は、模様が違っても、「あ、なんかあの子に似てる」という感じがすることがあって、一緒に暮らせたら素敵だなぁと思うことがある。
あの子に似てる、外見が、ということでもあるけど、その猫を観て、自分の中に湧いてくる感覚、嬉しい、あたたかい感覚が似ている、ということみたいだ。
それが、子猫だと、明らかに大きさが違う。
当たり前なのだけど。
そして、この子が大きくなったときに、あの子と過ごしたような、あの愛しい感覚が自分の中に湧いてくるかな、ということが心配にもなってくる。
無理なことなのだけど、不自然なことなのだけど、もう一度猫を飼うとしたら、あの子と過ごした日々を正確にもう一度、過ごしたい、ということなんだ。
あの子のように、家にいて、外を散歩して、僕らと暮らしてほしい。
あぁ、それくらい、まだまだ、あの子は僕らの心のなかにいて、それくらい焦がれているんだ。
こうして、その事に気づけて、そりゃそうだよね、と、自分の中の感覚をあたたかく抱きしめられることは、ホッとするし、自分にとって大切なことだ。
「また猫を飼いたい」という事柄についての前進はないけれど、それを通して大切にしたい自分の部分を大切にすることはできるプロセスになっている。
どれだけあの子が大切なのか。何度でも深く感じたい。
それは、自分をより深く知る、ということでもあると思う。
どうしてこんなにも、あの子に心惹かれるのか。死んでしまってなお、あの姿を愛でたい、柔らかい毛並みや頭に触れたいと思うのか。
それを知っていくことは、自分を知っていくこと。
そして、自分を知るということは、人を知るということで、他の人の中で起きている、無数の、宇宙のような「今」の状態を想像させてもらうのにも役立つ。
そういうわけで、ぼくは、あの子を悼みたいし、大事だと想い続けたいし、自分の感覚を大切にしたいし、自分の感じる力・想像する力が高まることでもあると思うので、
こうして、飽きずにあの子のことを想う。

#本当にかわいかったなぁ
#子猫探してます
#感覚を大切にしたいから
#また別の猫との出会いを探します
#となるかもしれないけれど
#そんな私たちでもよかったら
#紹介してもらえたら嬉しいです
この記事を書いた人

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システムファシリテーター
株式会社musuhi 取締役COO / Chief Dialogue Officer
ひとつまみの希望 主宰
世界と変わるコトバ研究所(NVC インテグラル理論 U理論 つながりを取り戻すワーク システム理論 等を統合的に扱い「私から、世界と変わる」ための研究・実践活動)
東京生まれ。大学時代から環境問題に取り組み、社会人時代に15年続く環境NPOの代表理事を拝命。2011年に鹿児島に移住、対話・ファシリテーションを鹿児島のまちづくり・地域コミュニティの文脈に導入する事業に参画。2017年4月に合同会社むすひを共同創業、「対話を核に組織が文化から変容していく」組織変革プログラムを仲間と運用。現在は「協働の質を高め、チーム・組織の中での対立も扱えるコミュニケーション:NVC」のオンラインスクール・コミュニティ事業や、第一人者たちと日本での展開に取り組む。
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