屋久島“つながる”リトリートでやり切れなかった「養生」を、次の機会のために思い描く。学びの場×養生の可能性と必要性。

ようこそ。

屋久島“つながる”リトリートを終え、屋久島での最終日を、開催チームであるやっくん・ちーちゃんとのチェックアウトの語りから、一気にクリエイティブに語り合う楽しい時間を過ごし、フェリーに揺られ鹿児島に帰ってきました。

やっくんと、愛する息子たちと日の出を浴びる

私にとって、私たち夫婦にとって、とても大きな一歩となる3日間。Sakikoとたくさんの振り返りと、たくさんのお祝いを分かち合った帰路でした。

精魂を尽くし、それでも前に進み続けようとする意志が生き生きとしていることに喜びを感じながら、身体の疲れを癒やすためにお気に入りのたぬき湯へ。

いつもの、あたたかい、熱い、安心できる空間で、この上なく気持ち良い時間。生きてて良かった感覚コレクションに入る至福のひととき。

今回改めて認識したのが、場の中で分かち合う事柄について、それを伝える側の人にとってより一層その臨場感が増し、日々の中でもより生きてくるということ。
自分の言葉として話しているんだからごく自然なことだけど、帰ってきてSakikoやHaruと接する中で自分の感覚が随分と変わっていることに気づく。

語ったことがその人の現実を作っていく。
このこと自体、今回のリトリートのベースとして重要視した見方だった。

正解も間違いもなく、それぞれの人の中で数十年という人生の長大な時間と膨大な経験を重ねて構成されている感覚体系を通して今感じていることは、本当に世界でそこにしかない。
その、この上なく貴重な感覚を言葉にするたくさんの試みをした3日間だった。
そして終了後にもメンバーで気づきを言葉にして分かち合う試みをしている。

言葉にすることを通して、一人ひとりの中により強く息づいていくことを願っているから。

屋久島らしい美しさ。今回感じられた希望が胸に蘇る。

さて、今回のリトリートのテーマの1つは“コミュニティ”で、その中の要素として、“養生”を入れていた。けれど、家族でリトリートをホールドする準備に多くのリソースを使い、養生については私たちは十分に注力できなかった。

できたことを数えると。

  • 消化に良い食事をベースにする(やっくん・ちーちゃん家の梅干しや梅味噌!があって嬉しかった。そして私たちが十分にイメージを描けていない中でできる限りの素敵食事をこしらえてくれて感謝!)
  • 消化にエネルギーのかかるお酒を控える(飲まずに、有意義に過ごすことができた!施設の冷蔵庫に入っていたビールの誘惑はあった(笑)でも最近既にビールを飲みたい気持ちが減退している。ちょっと残念で、だいぶお祝い。)
  • 夜はなるべく早く寝る
  • 自然の中を散歩する時間を作る

次にこうした機会を作るときは、養生についてもっと手厚くもっといろんなことをやりたいと思っている。終わってすぐの、感覚が新鮮なうちにそのことを思い描いておこうと思います。
(追加アイデアあったらぜひ教えてください!)


会場に、お菓子・飲み物コーナー改め、養生コーナーを作る。

▼冬を中心にした寒い時期について
梅干、味噌、鰹節、塩(海塩、岩塩などミネラル分が含まれているもの)、醤油、お湯、番茶、酵素ジュース、季節のフレッシュな果物が潤沢に置いてある。

体が冷えたとき・体調を崩しそうなときには番茶、梅醤番茶(番茶に梅と醤油を入れたもの。温と塩分と陽気を取り入れる)、味噌湯、茶節など体が欲するものを取れる。

冷えたり疲れたりした休憩時間にぬくもる飲み物をすすって「あ゛ぁ~~」と目を細める絵が浮かぶ…

頭を使って疲れたときにも、味噌湯や茶節を飲んで回復、果物をとってリフレッシュ、梅干し食べて活力を吹き込むことができる。

養生をベースにした食事を用意できる仲間に、養生・ご飯をホールドする役割をお願いする。

みんなでご飯を作る良さもあるけれど、プロセスに集中できる環境づくりと共に、時間の確保、スペースの確保。

そしてご飯の美味しさ、滋味深さをもたらしたいという想いから。

養生を暮らしに取り入れるための、自分たちが知っている限りの情報を事前にお伝えできるようにする。リトリート期間中にも、それが実践できるようにする。

プログラムの中や、合間の時間でお互いの体のケアをするベースを入れる。シンプルな、体に触れたり温めたりするケア。

それをするためにも、リトリート全体を通してスペースがあることが大切になる。


リトリート参加メンバーからはきっと「それあったら良かった~」と共感の声があがるんじゃないかな。そして、「言ってくれたらあったのに or やったのに!」という声もあがりそう。

そう、コミュニティを信頼してヘルプを出すこと、リソースを受け取ることも、これからもっともっとやっていきたいこと。

それぞれが喜んで提供することができるリソースをうまく活用しながら、食・養生のことも大切にした学びの場、探求の場を全体性を持って開いていくこと。とても大事なことだと思っています。

リトリートでない機会も含めて、これからも試み続けていきます。

まずは近くに予定しているマーキーとの場(3月23日(土)、詳細企画中!)、晃太郎さんのセミナー(3月29日(金))でも。

と、ここまで書いて、そういうことを、尊敬する冨田貴史さんは既にやっていることを思い出しました!!!

いのちとみそとサバイバル

そして、道具はいざという時に貸し出せるように、ツールライブラリー(*)化しておきたい。 僕が工房にどっさり道具を置いている理由はここにもある。 もっともっと、地域に共同作業所と、道具が貸し出せる場所を増やしたい。 そして、味噌と米と梅干しと塩を、作って、蓄えて、分け合える力とつながりを、皆で育てていきたい。 味噌や米や梅干しや塩を作って、分け合える関係性を育てたい。 …

貴さんからもインスピレーションをもらいながら、私たちができる形、心惹かれる形でつくっていきたいと思います。

それでは、また会いましょう。

この記事を書いた人

Seita
Seita
ひとつまみの希望 主宰 oiwai.life
Life Embody Facilitator & Writer/“KAGOSHIMA ORGANIC”準備中
NPO法人 鹿児島県有機農業協会 常務理事(広報担当)
助産院と生きる親たちの楽しく力強い集い(仮)メンバー

お仕事として、会議ファシリテーター、組織のビジョニング、企業研修(共感能力開発、言語化能力開発、チームビルディング等)。
Life Workとして、鹿児島のオーガニックのプラットフォーム(器)づくりに奔走、鹿児島中央助産院の支援、夫婦ブログの運用。

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