幸せのパレード

ポートランドのシティリペアの取り組み。交差点はただの道路ではなくて、人々が交わる場所。
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12月の初めに東京アーバンパーマカルチャーのソーヤー海君のワークショップに参加した。

尊敬し、大好きな海。海の海らしさ、みたいな 楽しくイキイキとしたエネルギーに久しぶりに触れることができてとてもうれしかった。
パーマカルチャーのコミュニティデザインの学び。とても面白いワークだった。なにより、希望で胸いっぱいになって鹿児島へ帰ることができたことがおおきなお祝い!

ワークショップで学んだことを、わたしの感じたことを含めてここに記しておこうと思う。

海がコスタリカのジャングルで暮らした話。
バナナ、りんご、ベリー。フルーツの木がたくさんあって、サル達動物がいて。人間の排泄物はフルーツの木の栄養となり、大好きな音楽(電気はソーラーパネル!)を聴きながら手作りの窯で、捏ねたパンを焼く。みんなベリーを摘みながら、もいだフルーツを食べまくる。そこに仕事と生活と遊びの境目はない。
夕方は夕陽を見ながら温水シャワーを浴びて、夜は焚き火を囲んで語らい、歌を歌う。

ジャングルでの暮らしにお金は介在しない。サルもりんごの木も一切お金は受け取らない。

現代の人はお金がなければ生きていけないと思っている。
本来は、広大な宇宙のなかの地球に私達は存在し、そのなかで社会を形成し、社会のなかに経済があり、その一部がマネーだ。
海が資本主義教と言っていた。
いつから私達は資本主義教に洗脳されているのだろう。

東京で息子を連れて帰宅ラッシュの時間帯に電車に乗ることになった。椅子に座って外を見たい!と、懸命にアピールする息子。けれどその存在を、優先席に深く座り、目を瞑るサラリーマン達が気づくことはなかった。心からがっかりしたし、悲しかった。ほんとうに、みんなが 疲れ果て、いっぱいいっぱいなのだろう。

東京の都会で過ごしていて疲れるのは、そんな資本主義教に頭を、身体を、いのちを支配された人々の悲しみや虚しさを、どこかで感じとるからかもしれない。

だけどほんとうはみんなハートのどこかで気づいている。どこか、何かがおかしいということを。

資本主義社会に限界を感じている私達。

文句を言うのは簡単。

いま私達に必要なのはうつくしいヴィジョン。

みんなヴィジョンが描けなくて絶望している。

わたしたちがヴィジョンを描くために、リアルで起こっているポートランドの都会再生運動シティリペアの存在を知れたのはよかった。実際に起こっていることを知れるのは希望となり活力となる。
やさしさと楽しさで行政も法律も変えてしまった革命的な運動。そのことも、分かち合っていきたい。

旅は続く

この記事を書いた人

Sakiko
Sakiko
ひとつまみの希望 主宰 oiwai.life
Mother ship 主宰


1990年、鹿児島・薩摩川内市生まれ。高校卒業後、リラクゼーションサロンに勤務。ボディケアを提供する中、「こんなにも多くの人が疲れているのはなぜだろう?」「人の根源的な癒しは、どうやったら起こるのだろう?」という問いを抱く。

6年間勤めた後、「食・暮らし・コミュニティ・社会のシステム」が生命に与える影響の探求を始め、「人と人とのつながりを大切にする対話法・NVC(非暴力コミュニケーション)」と出会う。
その学びの中で、先住民の叡智をくんだ「 “女性のための集い”・ウーマンズサークル」で起きた癒しとエンパワーに可能性を感じ、2年前から霧島市でウーマンズサークルを開いてきた。

安心できる場で、互いの話を聴き合い、喜びを共に祝福し、そして、共に痛みを嘆く。
“存在を受けとめられる体験”を通して生まれた、仲間との深い信頼は、“自分の人生”を生きる活力になると気づいた。
女性が自分の人生を生きることを決めたとき、家庭も、コミュニティも変容するのを目にし、「女性は世界をエンパワーする」と信じている。

学びの活動は夫婦で共にし、夫婦ブログ「ひとつまみの希望」も共同主宰。
NVCの学びをシェアする2泊3日の「屋久島“つながる”リトリート」を開き、1週間規模のNVC合宿にも複数携わる。その他、食や暮らしにまつわるワークショップを主催している。

昨年より霧島・小浜で「星の家」プロジェクトをスタート。古民家再生・クラウドファンドに取り組み、4月からは「みんなの学び舎・海の学校」を開いていく。


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